1967 FORD LIFETIME MOTORHOME。
60年代のモーターホームの運転席には、
今の車にはない独特の空気があります。
細いステアリング。
並んだアナログメーター。
無骨なスイッチ。
そして、大きなフロントガラス。
運転席というより、
どこか小さなコクピットのような場所。
そこに座ると、
まだエンジンをかけてもいないのに、
少し遠くへ行ってみたくなる。
今回、その運転席のシートを張り替えることにしました。
新しくしたいからではありません。
古さを消したいからでもありません。
**直すことは、古さを消すことではない。**
**もう一度、誰かがそこに座る理由をつくること。**
新しく選んだのは、黒いシート。
60年代の空気を残しながら、
もう一度このコクピットに人を迎えるための選択です。
古いモーターホームの運転席は、
ただ車を運転するための場所ではありません。
**旅に出たくなる場所です。**
エンジンが動き出し、
ゆっくり速度が乗り、
大きなフロントガラスの向こうで景色が変わっていく。
一定のテンポの中から、
少しずつ景色が開いていく。
そして、
**少しずつ心が前へ動いていく。**
そんな感覚を、
この一脚のシートからもう一度始めたいと思います。
*We don’t restore vintage vehicles.*
*We restore opportunities for people to discover a richer life.*
**Every moment has a story.
Every day becomes an archive.**
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